さらば財務省…数学科出身の異色官僚

 先日サンデープロジェクトに脱藩4人組で出演していた高橋洋一さんの財務省内閣府での仕事を記述したものです。
財務省が財務のリスク管理を行っていず、彼が判定システムを作るところから始まります。この仕事で彼はは中興の祖とまで言われます。
 その後、道路公団の民営化(猪瀬さんのデータは高橋さんから出ていた)、郵政改革などなど、官僚をすっ飛ばして、政策を作っていくプロセスは面白かったです。特に竹中さんが、郵政民営化準備室を作り、官僚をそこにいれ何も指示せずに、別のところで案を作っていたところは痛快です。官僚は仕事がなく座敷牢と自称していたそうです。

 官僚は自分の省庁を守ることしか考えないというのは全編から伺えます。TVドラマのCHENGEでキムタク総理が会議のお茶をやめようというと、事務次官まででてきて大騒ぎになるというのはありそうな気がしました。

 彼は、今ではおさらばして大学の教授です。