「お前が若者を語るな!」はなにも語ってない。

 ふれこみとは異なり、ずばずば話題の人を切っているわけではない。

 宮台や香山さんの、時代とともに変遷していく主張などの矛盾を追及しているのが、この本の主題である。
特に社会学者などは、時代とともに、年齢とともに主張が変わっていくものだと思うから、そんなに目くじらを立てなくてもよいと思う。

 以前は、宮台、上野さんのサブカル(少女マンガ)の精密な調査などは立派な仕事だったが、テレビに出るようになって、宮台は特に粗雑な論理となったようです。時々ちょっと良い発言(ミスチルの評価の仕方)もあるが。最近はテレビにでる社会学者の言うことは、まったく評価できません。

 とにかくこの本は、構成が出来てなく大変読みにくい。  「お前が書くな!」と返したいです。



 派手な事件に触発された、主張というものは、最近はテレビ向けに過激になるのは仕方が無い。そんなときはテレビを切るしかない。

たとえば朝の、テレ朝のニュースショウ番組なんかはひどい言説である。何でも政府・自民党をけなせばよいという番組である。
 何かを実行したら拙速、しないとサボっているとの言説である。 理由などまったくなく、恥ずかしくないのだろうか。ちょっと前まではまともなことを言う人もいたが、今はキチ○イの集まりである。朝から憂鬱になるので、なるべく見ません。