空海の書の言葉

      空海 『性霊集』

書の極意は
万物にこころをそそぎ

こころにまかせ
万物をかたどること

正しく美しいだけでは
立派な書にはならない

心をを込め
四季の景物をかたどり
字の形に万物をかたどる

字とはもともと人の心が
万物に感動して
作り出されたものだ