オープンソースとAndroidとURIに感心した

 このところ携帯電話向けのソフトウエアスタックAndroidを眺めている。アプリはJavaXMLで書かれている部分が多いが、すべてオープンソースである。Androidを稼動させるために必要なJavaSDK,統合開発環境Eclipse、OSのLinux,ブラウザーツールWebkit,もちろんAndroidSDKはソースが公開されている。これらすべてをダウンロードした、これらを活用してAndroidエミュレータが動くさまはなんか感動すら覚えます。
 梅田望夫さんがgoogleの評価と並んでオープンソースに言及されていたのにそれほど敏感に感じられなかったのですが、今回その広大さと深さに触れることが出来ました。

 Androidのアプリの実例を見ていると、データ(リソース)はURIで記す事になっている。なるほどネットの世界はこれが自然だなーと思いました。こうすると、一つのアプリが自然とWWWの海へと繋がっていくことが理解できます。コンピュータサイエンスの躍動感を感じられる事柄です。

 私自身はトランジスタの誕生と同時に生まれ、PCの生まれ育ちも体感しています。ムーアの法則を目のあたりにしたことは幸せに思います。私の仕事の中で最大の無駄は第五世代コンピュータというプロジェクトですごしたことです。特にデータベースマシンはさんざんでした。言語もアセンブラから、C,LISPと経験してきました。連休の休みにはXMLGoogle Earthで遊んでみます。