池上永一「テンペスト」は波乱万丈すぎて疲れる。

池上永一テンペスト」は波乱万丈すぎて疲れる。

 最初は「蒼穹の昴」の二人の主人公をひとりに凝縮した美少女がでてきます。首里城がでて、清が出て、薩摩が出てきます。この国々との外交と財政再建に少女が取り組みます。

 最初の150ページを読んだだけ(800ページを超える物語)ですが、次から次えと驚きの連続です。13歳の少女が科挙(清だと)の状元になるだけでもすごいのですが。その後も半端じゃない。

 しばらく夜更かししそうです。電車の中の読書も楽しみです。