「クラウド化する世界」の後半は興味深い。
前半のユーティリティコンピューティング礼賛から、後半は一転する。
ネットワーク社会の発展の楽天的予測は成り立たないと、例を挙げて論を進めている。
考えてみれば当たり前の話で、ネットでつながっていようとも人間は人間だから、今の社会の反映がワールドワイドコンピューティングにも起こりうる。 伝達スピードと範囲の膨大さにより、もっと悪くなるのではと思う。日本の2CHを見れば簡単に想定できることである。
同じ思想の集まりは、過激化するそうだから、2CHの現状は十分当たり前のことのようです。
しかし、YouTubeが数人でサービスを始め、爆発的に投稿とアクセスが増えたことに対処できたのはクラウドだからというのは、新しいビジネススタイル(設備などに初期投資が必要ない)である。